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狼族の青年。厭世的な引きこもり。後に旅人となる。小説『ダイアモンドが割れた。』の主人公。
小鳥族(鴉種)の青年。記者を生業にしている。カリナンの大地において随一の事情通。
兎族の少女。──のように見える淑女。小動物たちの都にある湖畔の城で仕立て屋を営んでいる。
蜘蛛族の女性。日頃は孤児院の運営と、社会的逸脱者の厚生・救済に勤しんでいる。
虎族の壮年の男性。物語に登場する彼は基本的には気さくな行商のおいちゃんである。──そう、基本的には。
蛙族の少年。夜毎に星を眺める夢見がちな青二才。いつか、広い世界に旅に出ることを願っている。
蜂族の青年。画家。群体としての均一な性質を尊ぶ蜂族の中で、絵を描くという行為に囚われてしまった異常個体。その偏執はもはや狂気の域にある。
鯉族の青年。怠惰という言葉を具現化したような男。揺蕩う水の中で藻類を漁り続けており、仕事は気が向いたものしか受け付けない。
犬族の青年。音楽家。由緒ある鎮魂の音楽家一族の生まれ。現在は名家の放蕩息子として有名であり、めっきり舞台にも上がらなくなったようであるが......。
百足族の壮年の男性。スラム街に生まれ、現在は表向きは葬儀屋として生計を立てている。無法者からも恐れられる彼の足跡からはいつも死臭がすると疎まれている。
獅子族の青年。白日の王国の若き王。その荘厳な姿からは想像がつかないほどに鷹揚な人格者。ただ一つ問題があるとすれば、誰よりも善良な彼は国を治める器ではなかったのだ。
蟹族の青年。活動家。歪んでいく世界の中で、誰も傷ついてほしくなかった愚直な男。その厚い甲殻の下には正義の血潮が満ち満ちている。
大鳥族(梟種)の少年。幼くして記憶力、発想力ともに卓越している天才科学者。両親の遺した研究施設の所長を務めている。
蛸族の老齢の男性。数字の海に呑まれたかつての賢者。夾雑を許さなくなった知性は、世界に効率を求め続ける。
鹿族のシャーマン。楽土マグメルの主。腐乱した肉体に植物が根付いている異様な容貌をしている。
猪族の壮年の男性。粗野で奔放な自由人。少々短絡的。非常に恋多き男で、彼の周囲で浮いた話を聞かない日はない。だが、愛したものはどこまでも純粋に守り抜くという気概はあるようだ。
熊族の少年。とてもすてきな、あたたかいえがおの、もりのくまさん。──その正体は生命の極点。もっとも純粋で無垢な暴威。
鯨族の老人。長いローブに身を包んでおり、その足元にはいつも影がないと噂の人物。目撃情報もかなり乏しく、カリナンの大地で最も謎多き存在となっている。
蛇族の女性。儚げな空気を纏うアルビノの大蛇。聡明な医師であり、カリナン島の医療の要とも言える存在。
狐族の奇術師。神出鬼没の自称あしながお兄さん。イヤ〜ンだのと聞こえても、お兄さんなのか、おねぇさんなのかは尋ねてはならない。「っておい!?ワタシの紹介だけ変じゃないですか!?」
カリナンの大地の歴史にうねりを作り出す20人のキャラクターたちの
「武力・支援能力・知略・社会への影響力」を測る相関図。